テレワークでChromebookのシェア伸び
今年からテレビCMをよく見かけるようになったChromebook(クロームブック)。その中に、Chrome OS(2011年~)は、また歴史が浅いOSを利用した。しかし海外ではWindows、Macに続く、第3のOSといわれるほど認知度が高いんです。
またChromebookの購入に足を踏み入れない場合、CloudReadyで体験するもいいでしょう。またそのようなブラウザベースのOSができることが、低スペックPCでもLunbuntuとPixelで体験可能だ。
(ちなみに日本ではエントリーレベルのChromebookは入門レベルのWindowsと値段が同じレベルだため、なかなか購入に足を踏み入れないが、昨年度アメリカ旅行のクリスマスセールで、ついに150ドルくらいで一台購入した。)
Chromebookのメリット
値段の割りに、起動が超速くてOSの動作も軽い!電池の持が10時間は普通と長い、重量が1キロ程度と軽い。特にオンライン教育、テレワーク(リモートワーク)では、ほとんどChromebookで済ませる。また一括管理機能あり、手間要らずの高いセキュリティあるのでシステム管理も楽だ。
Google Chromeというウェブブラウザを用いてのみ利用が可能。今とき、ほとんどのPC操作は、ウェブブラウザだけで済ましたけど。
- ブラウザ:Google Chromeというウェブブラウザ内蔵
- Officeソフト:Office互換ソフト(Googleドキュメント他)
- Zoom:ZoomのChromeアプリ
- C言語:Linux(ベータ版)にgccインストール
- VSCode:Linux(ベータ版)にVSCodeインストール
古いPCをCloudReadyに改造
古い資産として、保有している動作が遅い、サポート終了したOSまたはソフトが入ってる 危険性あるPC、個々の単体でOSまたはソフト管理が大変なPCは、Chromebookに改造する方法も考えられる。Chrome OSと同じChromium OSベースのCloudReadyをインストールして利用する方法がある。
実は米Googleは2020年12月15日(現地時間)、CloudReadyを提供する米Neverwareを買収した。Neverwareが同日Twitter上で発表している。これは持っている(Intel版)パソコンをChromebookに改造する方法は、公式にサポートされる日が来ると予測できる。
Neverwareの「CloudReady」はHome、Education、Enterpriseと3つのエディションがあり、Homeは個人用途であればFree。ダウンロードして、USBに書き込んで、そのままPCに差し込んで体験してもいいし、PCにインストールすることもできる(この場合、PCに既存のデートは全て消去される事になる)。
ただし、Chromebookに改造できるのは、2007年以降、PAE対応64ビットCPUもつ、USBメモリから起動できるPCだ。また、CloudReadyはなぜか本家にはないVirtualBoxが入っている、メモリ:2GB以上ないと無理だ。その対象のPC持ている場合、Lunbuntuまたは、Pixelに改造する方法もある。
古いPCをLunbuntuに
Linuxという単語に、アレルギーするなら、ChromebookまたはCloudReadyで済ませる方がいいです。
もしChromebookはLinux(ベータ版)またはCloudReadyのVirtualBoxでLinuxを動かすくらいなら、純粋のLinuxを入れる方がいいかもしれません。
Ubuntu(Linux)(2004年~)は、人気のLinuxディストリビューション、特にその系列のLubuntuは、ウィンドウマネージャーとしてLXDEを使用します。LXDEは、リソースに制約のある古いマシンなど、パフォーマンススペクトルの下限にあるコンピューターでうまく機能するように設計されている。一時広告によく出る古いPCが新品のように動き出す「Xtra-PC 」は、Lubuntuをベースにしている。軽く設計されているOSであり、32bit版もありますので、古いサポート切れのWindows VistaあたりがインストールされていたPCでも、現役のPCレベルに蘇る可能性がありますので、試してみてください。また、Lubuntuはリソースの少ない古いPCを対象にしていますが、当然新しいPCでも問題無く機能。
古い32bitのPCをPixelに
「PIXEL for PC and Mac(以下、PIXEL)」は、Raspberry Pi用PIXELを、Debianをベースにして作り直されたものだ。Intel製プロセッサ搭載のPCとMacに対応している。
PIXELには、WebブラウザとしてGoogle Chromeのオープンソース版「Chromium」やオープンソースのOfficeスイーツ「LibreOffice」、テキストエディタなども標準で実装されているので、古いPCでもPIXELを使うことで、「使えるPC」として復活させられる可能性がある。
オンライン教育関係の利用がメイン、特にRaspberry Piの環境に慣れている、またはその環境に慣れたい場合、PCをPixelにする方がメリットある。ダウンロード先は、こちらから確認できる。